2011年11月1日
明日パフォーマンス
栗原亜也子「Mind games 2011」の第2弾「永井可那子との対話」を明日行います。
今回はアトリエでの密室パフォーマンス、永井氏とのオセロ・ペインティングを通してさまざまなコミュニケーション、対話、アクションが繰り広げられます。
パフォーマンスは一般公開はせず、映像として記録・編集し、作品化します。
痕跡となるオセロ・ペインティングも共に作品となります。
今回は11月2日のパフォーマンスを前にした二人のディスカッションもウェブ上で公開してきました。
さらに密室パフォーマンスをメイキング・シーンとして生中継、Ustreamにて放送します。ustream
今日はアトリエのセッティング。ごちゃごちゃしたアトリエはそのままに、カメラワークで必要な部分だけをコンパクトにしつらえた。
永井可那子さんはパフォーマンスアートをメインに活動している方で、彼女の発想と感覚は私とまったく違う種類のものなので、それが今回のコラボではどう混ざり合っていくのかが楽しみ。
永井氏おすすめのゼリー作りはどんな味になるのか・・
今回はアトリエでの密室パフォーマンス、永井氏とのオセロ・ペインティングを通してさまざまなコミュニケーション、対話、アクションが繰り広げられます。
パフォーマンスは一般公開はせず、映像として記録・編集し、作品化します。
痕跡となるオセロ・ペインティングも共に作品となります。
今回は11月2日のパフォーマンスを前にした二人のディスカッションもウェブ上で公開してきました。
さらに密室パフォーマンスをメイキング・シーンとして生中継、Ustreamにて放送します。ustream
今日はアトリエのセッティング。ごちゃごちゃしたアトリエはそのままに、カメラワークで必要な部分だけをコンパクトにしつらえた。
永井可那子さんはパフォーマンスアートをメインに活動している方で、彼女の発想と感覚は私とまったく違う種類のものなので、それが今回のコラボではどう混ざり合っていくのかが楽しみ。
永井氏おすすめのゼリー作りはどんな味になるのか・・
2011年9月20日
永井可那子との対話/ Conversation witn KANAKO NAGAI
永井可那子さんとのコラボレーション企画「永井可那子との対話/Conversation with KANAKO NAGAI」を9月より開催いたします。
11月に2人で行うオセロ・ペインティング、ウェブ上で繰り広げる作品についての互いのディスカッションなど、ワーク・イン・プログレス(制作過程の公開)を重視しながら展開していきます。
まずはお知らせまで。よろしくお願いいたします。
栗原亜也子
2011年5月15日
5月21,22日 オープンスタジオ

久しぶりにこのブログを更新してます。
"H氏”と対話しながら進めたオセロ・ペインティング「Conversation with "Mr.H"」は、透明アクリル板にアクリル絵の具でペイントした作品です。普段は外から作品を眺めるスタイルで展示していますが、5月21日、22日の2日間は「京都アペルト」というオープン・スタジオ・ウォークのイベント開催にあわせ、HRD FINE ARTの建物の内部からも作品をご覧になれます。
アクリル板が外からの光を透過して、部屋の中からみた作品の眺めはまたひと味違う風景です。他にも小品の展示もあります。
同じ建物の2階には寺島みどりさんのアトリエがあり、京都アペルトの期間中はオープンスタジオをおこなっているようです。寺島さんのペインティングは素晴らしいです!
木々の緑が美しい季節、ぜひ京都にお越しください。21日には私も会場にいるかもしれません。
2011年3月16日
DEMADOの風景、昼と夜の光。
京都のHRD FINE ARTの「DEMADO ART PROJECT VOL.3」にて私の作品「H氏との対話」が、6月まで展示開催中である。
先週金曜に起きた大地震は京都までは被害が及ばず、作品も建物も無事なようである。
この作品は古い京町屋の建物の出窓を使ったインスタレーションである。窓に直接描いたようにも見えるが、実際は窓と同じサイズのアクリル板にアクリル絵の具を使って「オセロ・スタンピング」をしたものをはめ込んで設置している。
「オセロ・スタンピング」とは私が近年取り組んでいる作品シリーズ「Mind games」の共通した描画方法で、オセロのルールを引用しながら2色の絵の具を交互にスタンプによって塗り重ねていく。
この作品では京都のHRDファインアートの原田氏とオセロの遠隔対戦をやり、それを私の横須賀のアトリエによってペインティングへと仕上げていった。いわば「H氏(原田さん)」とのコラボレーションのようなものである。いつもは白と黒のモノクロで取り組んでいるペインティングを今回はターコイズ・ブルーと桜色の2色を使って行った。ここの建物のポストの色を引用したのだ。ちなみに桜色は私のアトリエの砂壁の色である。
さて設置してみると光が窓ガラスと透明なアクリル板を透過して、時間によってさまざまな姿を見せてくれている。昼間は太陽の光が積み重なった絵の具のテクスチャーを照らし、夜には部屋の灯りがスタンプの丸い形を逆光で浮かび上がらせる。晴れた日にはターコイズブルーと青空がリンクして響き合い、曇りや雨の日にはどんよりした街のダル・カラーにビビッドな作品が映える。
現在は東日本の地震に配慮して節電のため夜間の消灯を実施していただいているが、もし作品を観に行ってくださるかたがいたら、光の変化による作品風景をぜひ観賞していただきたい。
2011年3月9日
2011年3月7日
京都でのオープニング
3月1日、京都のHRD FINE ARTでの「DEMADO ART PROJECT VOL.3」の初日を無事スタートさせることができた。
搬入に行った午前中は雨。
オープニング・パーティーがどうなるやら・・・と不安だったけれど夕方にはきちんと雨がやんで、 空気の澄んだ夜になった。
さて、120×120センチの作品をおそるおそるHRDオフィスの窓に立てかけてみると、ぴったり当てはまった。
もちろん事前に計測してから制作したのだけれど、この作品はジャストサイズでないと意味がないのでハプニングなしのセッティングにほっとひと安心である。
横須賀の我がアトリエでの見え方とはまた違う、渋い色合いの町並みのなかでのインスタレーションになっていてなかなかよい景色である。
HRDの原田さんがオフィスの中で開いてくださったオープニングレセプションは予想以上に盛況でびっくり。
京都に知り合いがほとんどいない私だったけれど、大学の後輩とママ友がこの日のために駆けつけてくれた。嬉しい!
ほかにも原田さんの呼びかけで集まってくださった近くに住むアーティストやギャラリーを運営されている方、日本でのプロジェクトのついでに立ち寄ってくれたドイツ人アーティストや中国の雑誌の編集者さんや4歳の女の子や1歳の赤ちゃんなどなど、さまざまな人たちに作品をみてもらうことができた。
展示の様子などいずれこのブログでアップしてまいります。
2011年3月1日
転写完了!
今日HRD FINE ARTのハラダさんよりメールがあって、作品が無事届いたそうだ。ほっとした~。
これで作品「H氏との対話」、京都のDEMADOへの転写が成功した。
明日は私も京都へ行き、作品の設置をしたあと17:30より始まるオープニング・パーティーに出席いたします。
もしお立ちよりくださる方がいましたら、お会いできるのを楽しみにしております。
(通常は外からのみの作品観賞となりますが、初日のレセプションでは中にも入ることができます)
栗原亜也子
これで作品「H氏との対話」、京都のDEMADOへの転写が成功した。
明日は私も京都へ行き、作品の設置をしたあと17:30より始まるオープニング・パーティーに出席いたします。
もしお立ちよりくださる方がいましたら、お会いできるのを楽しみにしております。
(通常は外からのみの作品観賞となりますが、初日のレセプションでは中にも入ることができます)
栗原亜也子
2011年2月25日
がらん。
2011年2月24日
フィニッシュ!

終わった。。。
「H氏との対話」、HRD FINE ARTのハラダ氏とのオセロ対戦はすべてのマスが埋まり、ゲームセットとなった。
1月からひと月半、長いようで短いような戦いだった。
この「対話」シリーズでは終わり方に関しては私がいくつかルールを定めていて、
①マス目がすべて埋まった時点で終了となる。
②どちらかの打つ手がなくなったら終了。
③対戦者が「飽きた」ら、終了。
のどれかをもって対戦を終え、ゲーム展開に忠実にスタンピングしている私の作品もそこで完成となる。
今回は通常のオセロ(64マス)より大きい144マスの画面なので、私とH氏は70回ずつ一手を打ちあうことになる。
しかもメール上で交互に一手を公表しながらの対戦とあって、時間も手間もかかるゲームなのだ。
facebookのウォールを使った対戦は21日に決着がつき、私のペインティングは昨日完成した。
まずは喜びのポーズで。
これを京都に運び、DEMADO PROJECTの展示となる。
2011年2月19日
お知らせ

3月1日(火)のオープニングには私もおりますので、どうぞお越しください。
(通常はウィンドウギャラリーは外から見ていただく形式となります)
DEMADO ART PROJECT VOL.3
栗原亜也子「H氏との対話 / Conversation with "Mr.H"」
日時 2011年3月1日―6月1日
場所 HRD FINE ART オフィス 京都府京都市上京区上御霊堅町494-1(御霊神社北隣)
tel.075-414-3633
オープニングパーティー 3月1日(火) 17:30-

2011年2月17日
そろそろ…

大詰め、です。
H氏との対戦はあともう少しで勝敗が決まりそう。
今までの作品「Mind Games」では、一人二役で淡々とオセロペインティングをしていてゲームとしての勝負欲よりも同じことの繰り返しの面白さ、時間の蓄積を絵の具の厚みに変えていくほうが楽しくなりますが、具体的な相手がいると・・・やっぱり「勝ちたいな~」みたいな気持ちも募ってきますね。
人間って不思議。
窓際のペインティングのほうはもうすごいことになっていて、アクリル絵の具をスタンプで塗布していくというやり方の魑魅魍魎とした質感が迫ってきます。
このときはゲームスコアの勝負欲とはかけ離れて、絵の具との格闘になっていってます。
3月1日にはいよいよ京都に運ばれてDEMADO PROJECTの展示となります。
私もオープニングには参りますのでどうぞお越しください。
2011年2月15日
2011年2月7日
とびかう記号のやりとり、溝にはまるわたし
H氏とのオセロ・ゲームは後半戦に突入した。
頭をつきあわせて盤面に向かい、コマをさしつさされつゲームに興じるのが本来の姿だけれど、私とH氏の場合はインターネット上でお互いの「一手」を差しあっている。
でもネットゲームが当たり前の今、バーチャル対戦も一人オセロもコンピューターで普通にやれるので「インターネット使って対戦やってます」と聞いても「何をいまさら」という感じかもしれない。
実はこの対戦はネットを利用しながらもコンピューターオセロのソフトなど使わず、超アナログな方法で進めている。
まず自分がコマを置いた位置をアルファベットと数字の記号に置き換えてからメールで連絡する。対戦のスコアを互いにその都度書き換える。
そしてアトリエにいる私が絵の具を使ってそれぞれの「攻め」をスタンピングによって再現していく。
そこには周到にやっているつもりでもコンピューターのような正確さに欠ける時があり、相手のコマの位置を間違えたりひっくり返す箇所が足りなかったりと、実際の「さしつさされつ」状態にありがちなお茶目なミスがたまにある。さらにチャットではなくひと月半にわたって一日数回ずつ「一手」を交換し合うというのんびり対戦。
昨日も「あれ、どこに置いたんだっけ?」みたいなことがあり、最初からのチャートを見直したりしてドツボにはまりかけた。(あとでちゃんと持ち直しましたよ)
たとえ面倒でもこのもどかしさがなんとなく私には心地よく感じるのである。
2011年2月6日
節分を過ぎて。
今進行中のプロジェクト「H氏との対話」でオセロ対戦中のH氏は、京都在住である。
そして対戦が終わり完成した作品を展示する予定のHRDファインアートは京都市内の町屋をオフィスとして使っている。
オフィスのすぐそばに「御霊神社」という大きな神社があり、町全体がその神社に守られているようである。
先の節分では盛大に豆まきが行われたらしい。
御霊神社はなんと応仁の乱の発祥の地だそうだ。
歴史がまったく詳しくない私はてっきりその戦の怨霊をしずめるために建立されたのだと思っていたが、応仁の乱以前からこの神社は存在し、一方の陣営の武将が神社のなかに陣営を張って戦いが始まったということをハラダさんから教えてもらった。
つまり神の力をかりて戦いに臨んだ、ということですね。
「神と戦」の関係は国や宗教、時代やその時のリーダーによってそれぞれ異なるが、神の支持によって戦争を勃発させたり、神通力を信じて突撃したり、神のいる教会の中では平和を祈ったり、自分より大きい存在を信じていくことでひとは大きな勇気をもらうのだろう。
さて、オセロゲームもゲームと名乗るからには立派な戦いである。
今までの私の「Mind games]では一人オセロを淡々とやってきたので、一人二役をこなしながら「戦いってなんだろう?」と考えることがよくあった。
コマをひっくり返し、また返されることの繰りかえしで終わりが見えない。勝ちたいという気持ちもだんだん萎えていく。
自分対じぶんの逡巡や葛藤がいちばんやっかいなのかもしれない。
節分をすぎて風邪をひいてしまいました。
体は今必死にウィルスと戦ってくれているようです。感謝。
そして対戦が終わり完成した作品を展示する予定のHRDファインアートは京都市内の町屋をオフィスとして使っている。
オフィスのすぐそばに「御霊神社」という大きな神社があり、町全体がその神社に守られているようである。
先の節分では盛大に豆まきが行われたらしい。
御霊神社はなんと応仁の乱の発祥の地だそうだ。
歴史がまったく詳しくない私はてっきりその戦の怨霊をしずめるために建立されたのだと思っていたが、応仁の乱以前からこの神社は存在し、一方の陣営の武将が神社のなかに陣営を張って戦いが始まったということをハラダさんから教えてもらった。
つまり神の力をかりて戦いに臨んだ、ということですね。
「神と戦」の関係は国や宗教、時代やその時のリーダーによってそれぞれ異なるが、神の支持によって戦争を勃発させたり、神通力を信じて突撃したり、神のいる教会の中では平和を祈ったり、自分より大きい存在を信じていくことでひとは大きな勇気をもらうのだろう。
さて、オセロゲームもゲームと名乗るからには立派な戦いである。
今までの私の「Mind games]では一人オセロを淡々とやってきたので、一人二役をこなしながら「戦いってなんだろう?」と考えることがよくあった。
コマをひっくり返し、また返されることの繰りかえしで終わりが見えない。勝ちたいという気持ちもだんだん萎えていく。
自分対じぶんの逡巡や葛藤がいちばんやっかいなのかもしれない。
節分をすぎて風邪をひいてしまいました。
体は今必死にウィルスと戦ってくれているようです。感謝。
2011年2月2日
すごいことになってます
オセロ・ペインティングですが、実に白熱しています。
H氏との対戦のやりとりはだいぶ進んで中盤にさしかかってきました。一手を打つごとに埋めるマス目も多くなり、そうなると今自分が奪ったはずの相手のコマがすぐに相手にひっくり返されたりして、取ったり取られたりを繰り返しています。
私の作品ではオセロ・ゲームの様式を引用してはいますが、リヴァーシブルのコマでなく二つの色の絵の具を使いそれを交互に重ねてゲームを再現しています。
絵の具をスタンプにつけて画面に押しつけていくので一回のやりとりで同じ場所に何度も色を重ねることもあります。
その結果が上の写真。
アクリル絵具は画材のなかでは比較的乾燥が早いけれど、スタンプを押すたびに「べちょっ」と下の半乾きの色と混じり合ってなんともいえないグッチョリとした感触。
イチゴクリームをたっぷりと塗りつけたパイのよう?
でもターコイズブルーと混ざっているのであまり美味しそうではないかも・・・
2011年2月1日
光に透ける絵の具たち

東向きに窓がある私のアトリエは、午前中に一番多く光が差し込みます。
たまに泊まりがけで制作(あるいは飲み会)すると、朝あまりの眩しさに目が覚めてしまいます。
床に反射した光がホコリすらもキラキラと美しくみせるのでしばし見とれてしまう時もあるほど。
作品「H氏との対話」で私がオセロのペイントをおこなうのは大抵午前中のことが多いのですが、窓からの強い光線で不透明色の絵の具ですら透過してみえます。
ゲームが進みターコイズブルーと桜色が幾重にも重なっている箇所は肉眼でみればわかっても、写真に撮るとどちらの色が上なのかよく見えない状態です。
ちなみに絵の具はゴムスタンプを使ってアクリル板にペタン!と押しつけています。
絵の具がべたっとついてスタンプが離れるときに独特のテクスチュアーが表面に残るので、これがまた光に透けて実に不可思議な質感になってます。
2011年1月31日
今日は「色」について語ります。
私が2006年から展開している「マインド・ゲームス」というアートワークは、基本的には白い絵の具と黒い絵の具を使ってオセロ・ペインティングを行っている。
一般的に認識されているオセロ・ゲームのイメージを作品に与えたかったことがその理由のひとつであるが、絵の具を重ねていく行為のなかで白と黒が混ざり合ってグレーになることも重要な理由だ。それは対極にいる者が主張しながらもいつしか互いの性質を取り入れて変化していくということを意味している。
さて今回は、ずいぶん鮮やかなターコイズブルーと明るいグレイッシュ・ピンクをオセロの盤面に用いている。
「H氏との対話」というプロジェクトを始めるにあたって京都のHRDファインアートのオフィスへ下見に行った。
H氏は御霊神社という古来の神社のそばに建つ町屋を借りてオフィスにしている。格子戸をはずすと大きな出窓が見事な存在感を表し、ここで私の作品を展示させていただけるという。
まずはイメージをつかむために建物全体と部分の写真を何枚か撮影し、窓の寸法をはかり、細かい打ち合わせをして私はふたたび自分のアトリエに戻った。
あらためてその写真を眺めていて目に留まったのは、町屋の渋いたたずまいのなかでアクセントのように据え付けられているターコイズ・ブルーのポストだった。
これはもともとあったものではなく、H氏がご自分で取り寄せて設置したものだと聞いた。
「マインドゲームス」の延長線上で展開するこの「対話」シリーズでは、白黒ではない「色」を使ってやってみようかという気があったので、今回そのポストの色を引用することにした。
対する色は・・・私のアトリエの砂壁を当てはめてみた。ターコイズブルーの補色に位置するレッドオレンジを薄めたような桜色のような色である。この2色が混ざり合うと明るいグレーになる。白黒のオセロの混色と同じ無彩色だ。
ペインティングをスタートさせてから約2週間がすぎたが、2色の絵の具は重なり混ざり合いながらアクリル板の上で不思議な色味とマチエールを持ち始めている。
2011年1月28日
今日もやってますよー。
2011年1月27日
アトリエに戻ってぺたぺた。
3泊4日の旅から戻り、アトリエがけでふたたびオセロ・ペインティングの日々。
H氏とのオセロ対戦のやりとりは結構コンスタントに続いていて、マス目がどんどん埋まっていくのはなんだか嬉しい。

これは一体なにをしているかというとアトリエの窓に大きなアクリル板を吊るしていて、
アクリル絵の具でオセロの対戦状況にそって私が絵を描いているのです。
絵を描く、といっても筆を使うのではなく直径8センチくらいの消しゴムスタンプを使って、ぺたぺたと
絵の具を塗り重ねています。
ゲームが進むごとにもとの色を上からスタンプで「ぺタッ」と塗りつぶしていきます。
それがどんどん積み重なりだんだん絵の具の厚みが増して、不思議な質感になります。
この厚みが私(A.K)とH氏とのやりとりとその時間の痕跡を表すものになります。
2色がすこしずつ混ざっていくのは絵の具ならではです。
2011年1月25日
旅のまどから
2011年1月21日
DEMADOプロジェクト スタート!
2011年1月20日
Ayako Kurihara Mind Games 2011
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