アトリエに戻ってぺたぺた。
3泊4日の旅から戻り、アトリエがけでふたたびオセロ・ペインティングの日々。
H氏とのオセロ対戦のやりとりは結構コンスタントに続いていて、マス目がどんどん埋まっていくのはなんだか嬉しい。
これは一体なにをしているかというとアトリエの窓に大きなアクリル板を吊るしていて、アクリル絵の具でオセロの対戦状況にそって私が絵を描いているのです。絵を描く、といっても筆を使うのではなく直径8センチくらいの消しゴムスタンプを使って、ぺたぺたと絵の具を塗り重ねています。ゲームが進むごとにもとの色を上からスタンプで「ぺタッ」と塗りつぶしていきます。それがどんどん積み重なりだんだん絵の具の厚みが増して、不思議な質感になります。この厚みが私(A.K)とH氏とのやりとりとその時間の痕跡を表すものになります。2色がすこしずつ混ざっていくのは絵の具ならではです。