ひとつの区切り、あらたな普通の日々。
先日トークイベントをなんとか済ませ、ふう、とひと息。緊張しながらしゃべると、自分が普段あまり使わない言い回しや単語を多用していることに後から気付いて落ち込むことがある。「こんなコト言いたいんじゃないのに…」と反省するが、実はそれこそが無意識に必要と感じていることなのかもしれないと思い、またため息をつく。まあ風邪で声が枯れてハスキーになっていたせいか、私の緊張はさほど聴いてくださっている方には伝わらなかったようだ。 村井夏海さんとの「こラボ」も終わって、壁ががらんとしている。2週間はあっという間だった。 考える。ひとりでひたすらオセロゲーム(のようなペイント)をやることと、相手と対戦することの差。そもそも自己と他者の違いってなんだ?それが他者であることはいったいどうやって証明されるのであろう。雨降りの夕方、絵のぐを塗り重ねながら思う作品への問いかけ。 最近、たくさんの方が訪れてくださる。まだ地味な告知しかしていないのにありがとうございます。どうぞオセロスタンピングをやっていってください。