2013年6月17日

いま、ゴヤンに、います。~Opening編~



いよいよ始まりました、韓国・ゴヤン市600年記念展「Heritage600=Tomorrow600 (明るい未来)」。http://www.neolook.net/archives/20130615a

そのオープニングに合わせて先週より韓国入りしています。今回は1週間の滞在となるため、3歳の娘を連れてさまざまなミッションをこなすというハードな旅にドキドキ。

私はここで、レセプションを含む3日間ペインティング・パフォーマンスを行う予定で、日本からは記録やストリーミングの為の機材をあるだけ荷物に詰めました。絵の具段ボールひと箱、一眼レフカメラ、ハンディカムビデオカメラ、三脚、PC、ウェブカム、ipad、wifiルータなど、「私ったらまるでメディア・アーティスト?いや違うでしょ。」と自分にツッコミをいれながら17㎏の3歳児の手を引いて搭乗、無事金浦空港に降り立ったのでした。


先週は作品セッティングの為に3日間ゴヤンで過ごしたのですが、なにしろ作品自体の性質が「会期中に作りながら増やしていく」という内容のモノであるため、設置してハイ終わり、とはいかずに仕込みだけして戻ってきた状態。
セッティングなど主催者側のスタッフさんにゆだねることも多数。まわりの人々の手助けをたくさんもらいながら初日を迎えました。




エントランスには大きなグラフィックが。
美術展のランドマークとなる大きな彫刻はNa JeomSoo氏によるもの。



 
エントランスをくぐって私の作品スペースへ。
全体的に照明を抑えた会場空間には10人の作家の作品をセクションごとに分けてインスタレーションしており、私の作品は3番目のセクション、回廊のような空間の折り返し地点にあります。

あったあった!一番奥にこっそり見えるのが日本から輸送した私のペインティング。
手前に設置されているかっこいい作品はNO GIROさんの作品。


2011年のDEMADO project vol.3に出品した作品。
(輸送協力:HRD FINE ART)


 これがGoyang市600年を記念した参加型の作品。
ペインティング・パフォーマンスを行います。


 

オープン前の緊張感にみちた雰囲気のなか、ストリーミングの為の機材設置や記録ビデオ、ペインティングの準備などあたふたと進めます。
 
17:00よりレセプション。
 
右端にたっているのが私。このあとつたない韓国語で自己紹介し、汗かきまくり。。
(撮影:HRD FINE ART)
 
 
 6月15日より始まるGoyan市600周年の式典の一環であるため、ゴヤン市の市長が来場してスピーチを行っていました。
その後ゲストの為の館内ツアーが行われ、私の作品も総合ディレクターLee DongJae氏に紹介していただきました。




市長さんもパレットを手に取りペインティングに参加!
貴重な瞬間です。(撮影:HRD FINE ART)





 とにかくなんとか初日を迎えられ、ほっとした気持ちでいっぱい。ゴヤンレポートの続きは次回に。