街路樹がいよいよ色づき始めて、しっとりとした風景になってきました。
京都のHRD FINE ARTで開催中の個展「Mind Games」、中盤に差し掛かっています。
個展を見るために京都まで足を運んでくださる栗原の知人もいまして、本当にうれしいかぎりです。
ギャラリーは毎週金曜と土曜、12:00‐20:00までオープンしていますので、昼間の京都観光のあとにもギャラリーにお立ち寄りいただけます。
さて、今回はギャラリー界隈の栗原個人的おすすめポイントをご紹介します。ほんとに”極私的”なので、京都観光は市販のガイドブックを参考にしてくださいね。
ギャラリー建物のすぐ隣にある神社。(正確には「隣」ではなくギャラリーがすでに神社の敷地内にあるのですが。)
863年に創建され、室町時代には応仁の乱の前哨戦も繰り広げられたそうです。お祭りや月に一度の「さえずり市」以外は観光客もあまり来ない静かで落ち着いた雰囲気の神社なのですが、ここは数ある京都の有名パワースポットに引けをとらないよい「気」があると私は感じています。風がすーっと抜ける「あの」感じ。
・furupuu Cafe フルプウカフェ http://gourmet.goo.ne.jp/restaurant/shopID_gourmet-gnavi-6955518/
ギャラリーから歩いて5分もかからない場所にあるカフェ。お手頃なのにランチの味がハイレベルでした。
鞍馬口駅から徒歩2分。
・今出川のタイ料理「イーサン」 http://www.esan.jp/
搬入が無事終わり、すっきりとした気分でビールを飲みに行ったのがここ。ギャラリーからのんびり歩いて10分ちょっと。今出川駅は同志社大学があり、界隈は結構にぎわっています。
「京都なのにタイ料理?」と思うなかれ。抹茶スイーツや湯豆腐は明日の昼間に食べてください(笑)。
美味しい、そして混んでいます。人気なのね。
・お宿 ゲストハウス「糸屋」 http://kyoto-itoya.com/
西陣にある格安ゲストハウス。とても清潔感のあるドミトリーが2500円/1泊~。
私はここで自転車を借りてギャラリーまでチャリで行きました。
ドミトリーで一緒になったドイツ人の女子大生ステラちゃんに「ベルリン」の発音を10回練習させられたのが思い出。
・Cafe Minami 373 カフェミナミ373 http://www.cafe-minami373.com/
「糸屋」の近くにあるコーヒーのうまいカフェ。モーニングを食べられる店を探していて偶然見つけました。
コーヒーカップと揃いの綺麗な絵皿に、パンとサラダと卵がのったモーニングが運ばれてくると、朝からリッチな気持ちになります。
ところで、京都人は全国一パンを食べるという情報にびっくり!でも確かにうまそうなパン屋をよく見かけます。・楽紙館 http://rakushikan.com/
これはわりと「京都っぽい」インフォメーションでしょうか。
全国の和紙がこちらに揃っています。製本の材料として探しにいった私も大満足。お店の人が丁寧に接客してくれます。
11月27日の夜と28日に栗原はギャラリーに在廊予定です。
この時期は紅葉ピーク!楽しみです。
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栗原亜也子 個展 Mind Games
Ayako Kurihara Solo Exhibition: Mind Games
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〒602-0896 京都府京都市上京区上御霊竪町494-1
ギャラリーへの地図はこのページの一番下を参照ください。
会期:2015年10月3日~11月28日(会期中金・土曜日のみオープン)
時間:12:00~20:00
オープニングレセプション:2015年10月3日(土) 17:00~
展覧会詳細はコチラ ➡http://www.hrdfineart.com/exb-kurihara15.html
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展覧会概要 ※HRD FINE ART ウェブサイトより引用 HRDファインアートでは、今秋、横浜在住の美術作家・栗原亜也子の個展を開催いたします。 京都 では2度目の個展開催となります。 愛知県立芸術大学の油画科を卒業して以降、栗原は絵画の枠に捉われることなく、自由な発想と実 験的な精神を基盤とし、写真やインスタレーション、パフォーマンスなどジャンルの境界を行き来し ながら幅広く発表を続けてきました。近年では、日本国内はもとより、韓国などにおいても規模の大 きな屋外インスタレーションのプロジェクトに取り組むなど、その活動の幅と奥行きはますます拡大 しています。 本展は、「Mind Games」と題して栗原が継続して取り組んでいるシリーズにスポットライトを当て た展示となります。「Mind Games」は、いわゆるオセロゲームのルールに則して、グリッドの中にス タンピングの要領で2つの色を交互に積み重ねていくことによって画面が構築されます。作家以外の誰 かとの対戦という形式をとることもあれば、作家自身が二役をこなしながら一人遊びのようにゲーム /スタンピングを進行させていく場合もあります。このシリーズの着想は、自己表現という観念が常 につきまとい、また始まりと終わりを恣意的に設定しなければならない絵画という形式に疑問を抱い たことが出発点となっています。考えてみれば、絵画とはすべからく何らかのルールに基づいて制作 されているものであり、栗原の「Mind Games」はそのルール性を極端なかたちで、そしてあるユーモ アを込めて提示しているとも言えるでしょう。 ソーシャルネットワークを介したオセロの対戦をベースに、リアルとバーチャルの境界を曖昧にぼ かすような作品や、朝鮮半島の非武装地帯で開催された屋外展でのインスタレーションを再構成した 作品など、多角的な「Mind Games」のシリーズを通じて、絵画・抽象絵画とは何か、絵画制作とは何 かという問いにひとつの糸口を提示する展示となります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |