さて9月。とっても暑かった8月が終わり…でもまだ暑い。。
こんにちは栗原亜也子です。
8月25日で韓国Goyang市で行われていた「Heritage600=Tomorrow600」展が無事終了!
3か月間にわたる展覧会(グループ展)でしたがわたしにとっては初めての大きな企画展で、あたらしく挑戦したもの・その中で得たものがいっぱい!素晴らしい経験でした。
期間中はVacant Hotel(Seoul)での密室パフォーマンス&個展や、横浜のBankARTでオープンスタジオも行い、実に充実の3か月でした。
しかしたくさんの挑戦のなかで自分のこころにくっきりとアンダーラインをひいたのが、作品の「インタラクティブ」な要素。
インタラクティブ=Interactive を辞書でひくと…
・相互に作用するさま
・情報の送り手と受け手が相互に情報をやりとりできる状態
・対話型
などとでてくるのですが、「マインド・ゲームス」という作品がオセロゲームのルールに基づいてペインティングを行うことや、今回のようにUstreamを利用してゲームの進行をネット中継し、自分以外の「相手」の指示を受けながら作品を制作していくやりかたなどは、まさにインタラクティビティにほかならず、2006年から展開してきたなかでも特にこの要素がグンと成長したような気がしています。
・・・とはいいつつ、実際の展覧会会場ではそのようなアナウンスはほとんど示しておらず、どちらかといえば「増殖」の印象が強かったかと。。 地味~に“インタラクティブ”していたのでした。今後どのようにそれを見せていくかはこれからの自分会議の議題になりそうです。
★Goyang市・Aram美術館での展示の様子はコチラのリンクからご覧いただけます★
6月13日~8月25日までどんどん会場内で増殖していった作品達。
途中何度も追加セッティングしてくださったスタッフの方、ありがとうございました~!
さて、次なる栗原の制作予定。
その「インタラクティブ」性を考察すべく、10月中旬より韓国で開催される野外での作品展示に参加します。
詳細が決まり次第またお知らせしますが、「人vs人」だけではない対話を求めて現在プランニング中。
10月の韓国、きっと素敵な風景が見られますよ!ぜひ予定を空けておいてください(笑)