2010年6月29日

ひたすらの日々



今回BankARTのスタジオでは、床に布を敷いて、その上にアクリル絵の具でスタンピングをしていく。



白と黒の絵の具をオセロ・ゲームのルールに沿って交互に重ねていくので、かたちの広がり方は常にゲームの展開にゆだねられている。


これはなかなか気の遠い作業である。



約25坪のスペースの床の上で、2ヶ月間淡々と、ただひたすら絵の具を塗り替えていく行為は、はたから見たらよく飽きないなあと思うかもしれないけど、私にとってはいつも新たな発見があり、単調な動作だからこそのバリエーションが見つかるのである。